ワクチン接種の経緯

2013年4月よりHPVワクチンが定期接種となる。

4価HPVワクチン(ガーダシル)の公費による定期接種に指定されたが、疼痛症候群などの問題に

より推奨が控えられるようになった。

2013年6月14日に厚生労働省は、積極的な摂取推奨を控えるよう勧告し、
その原因にワクチ種後に持続的な疼痛等の有害事象が見られ、ワクチンによる副反応の可能性があるとして定期接種の中止は行わないものの、そのように自治体に向けて勧告した。

その後、子宮頸がん予防ワクチン接種後の慢性疼痛などの症状とワクチン接種の因果関係の調査研究がなされていますが、中止から6年以上経った2019年9月現在においても

接種の積極的な勧奨の再開はなされていません。

現在も原則無料ですが、接種率は1%未満となっています。(2018年10月)

 

子宮けいがんワクチンは世界130か国で承認され、71か国で女子に定期接種、

11か国で男子も定期接種になっています。
現在の日本の現状に対してはWHOから繰り返し批判されています。

 

 

ワクチンの副作用についてマスコミが異常に取り扱った経緯から
現在は定期接種から外れています。

ワクチンによる副作用なのか、そうでないのか

専門家の間でも意見の分かれるところですが
「名古屋スタディ」*1の結果などからみても、ワクチンによる副作用ではないと

考えるのが大勢を占めるようです。

このままでは子育て世代の母親が子宮頸がんにより命を落とし
多くの小さな子供が母親を失うことになりかねない。

 

今後の課題としては

「定期接種」「接種回数」「9価ワクチン」「男子への接種」「接種時期」など

解決しなければいけない事があります。

どのワクチンにも副作用があります。

接種するか否か、最終的には個人が決めることなのでしょうが、

決断するための正しい情報を得ること ( 流すこと ) も大切だと考えます。

 


参考リンク



HPVワクチンに関する情報提供について 平成30(2018)年1月   厚生労働省


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HPVワクチンの接種を検討しているお子様と保護者の方へ
hpv180118-info01.pdf
PDFファイル 398.9 KB
ダウンロード
HPVワクチンを受けるお子様と保護者の方へ
hpv180118-info02.pdf
PDFファイル 391.5 KB
ダウンロード
HPVワクチンの接種に当たって 医療従事者の方へ
hpv180118-info03.pdf
PDFファイル 649.2 KB